まん中のYちゃんは、すぐに現地の子どもと仲良くなりました。「子どもたちには毎日宿題が出て、学校から帰ると『ママ宿題見て』って。問題から英語でしょう。私が『日本人なんだからやらなくても大丈夫よ』って、ごまかしても、子どもたちにはすぐ見やぶられて(笑い)。そんなとき、娘の友だちのHがよく遊びに来てくれたので、「H、宿題見てくれる?」って頼んで。お礼に折り紙を教えてあげたら、Hのお母さんがそのお礼にとアップルパイを焼いてきてくれて。胸が熱くなりました」Hたちだけではありません。Kさん家族はアメリカでたくさんの人々に出会い、その人々の心のあたたかさに感激しっぱなしの1年間だったといいます。Yちゃんは性格もあって、学校では口数の少ない方で、1学期は先生から「もっと努力するように」と注意を受けました。ところが2学期になると、先生の評価が変わってきました。「娘はあまりしゃべらないけれど、字や絵がとても上手。数学もできる。クラスメートは娘を認めている、といわれて。アメリカは個性を尊重する国。いいところを見つけて認めてくれるんです。娘もそういう雰囲気が大好きで、いい思い出ばかりみたい」
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