温暖化防止のPRが始まると同時に、3Rの広報・宣伝活動もなぜか、同じ博報堂に委託された。温暖化のときと同様、企画競争入札といって、企画提案力を点数化し、応募した会社で競う方式だ。博報堂に決まった入札について情報公開請求をしたが、入札に参加した他の会社の名前は、すべて黒塗り。入札で提案された内容も多くが黒塗りされ、環境省は実態を公開しない。環境省の関係者によると、「事前にどこが請け負うか、環境省の首脳の間ですりあわせが行われ、決定された」という。環境省の地球環境局も、廃棄物・リサイクル対策部も、「公正にやった」と言うが、その根拠となる入札データを公表しないのだから、ますます疑わしい。広告会社の3Rの企画は、たとえばこんなものだ。温暖化防止に比べれば、予算は3億円と9分の1になるが、それでも小さい額ではない。企画書ではこう提言している。「国民一般にわかりやすいキーアクションの提示を行い、広報を実施することで、3R促進を図る。キーアクション=リデュース、リユース、リサイクル」。そして、「3R推進事業を『普及啓発活動』ではなく『運動』として成立させるために、広告会社内に事務局を設置し、表彰式の応募〜選定〜表彰といったスキームや全国各地で開催される制度周知説明会などの運営をスムーズに行う」