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タイの焼肉「ムーガタ」

ラオスからクイのノンカーイに入国し、その足で南下を開始した。コンケンに着いたのは夜の八時半だった。バスターミナル近くのホテルに入り、その斜め前にあったタイでムーガタと呼ばれる焼き肉屋に入った。これはジンギスカン鍋のような山型鍋の斜面で肉を焼き、裾にスープを入れ、そこで野菜や麺を煮るというスタイルだった。僕の記憶ではタイでは十年以上前からこの鍋があったと思う。その頃、韓国の焼き肉や日本のジンギスカン鍋の世界では、裾にスープを入れるスタイルがなかったように思う。

[参考情報]
アパホテル<札幌> - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad314923/

川湯温泉の温泉・露天風呂のある宿・ホテル - じゃらん温泉ガイド
http://www.jalan.net/onsen/OSN_50371.html

万座温泉の温泉・露天風呂のある宿・ホテル - じゃらん温泉ガイド
http://www.jalan.net/onsen/OSN_50093.html

タイ人が考案した鍋のような気がするのだ。ところがいまでは韓国や日本でもこの型の鍋が人気だという。勝手な想像力を働かせれば、タイ人が韓国あたりで山型鍋に出会い、これとタイスキを合体させたようなスープも入る鍋を考案し、それが韓国や日本に逆輸入されていったようにも思うのだ。タイでこの鍋が広まっていったのは、食べ放題をとり入れてからである。それもとんでもなく安い食べ放題だった。僕らがコンケンで入った店は、ひとり八十九バーツだった。二百七十円ほどで食べ放題なのである。肉の焼ける音を聞きながら、僕はつくづくと、「タイって楽だよな」と思うのだった。